フケ治療は医者いらず?

これは、「医者にいかなくても、フケはご家庭で治療できる」というアメリカやヨーロッパでは広く知られた言葉です。
しかし、残念ながら日本では、 この格言は完全には通用しません。
ここでは、「フケ治療は医者いらず」という言葉の意味と、 日本のフケ治療について、紹介しています。
「フケ治療は医者いらず」 言葉の意味
「フケ治療は医者いらず」の格言には、 2つの意味が込められています。
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脂漏性皮膚炎とフケ
フケは最も狭義には脂性フケ、脂漏性皮膚炎のみを指します。詳しくはフケの原因と治療をご参照下さい。
一方、日本で比較的多くみられる「死んだ角質の脱落(=広義のフケ)」の原因には、一次刺激性接触性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎、その他頭皮の荒れ・乾燥、アトピー性皮膚炎などがあります。
そして、アメリカやヨーロッパでの「フケ治療は医者いらず」という格言におけるフケとは、 最も狭義の意味である脂漏性皮膚炎のみを指します。
そのため、下記ケトコナゾールと合わせて、 「フケ治療は医者いらず」という格言が誕生しています。
有効成分「ケトコナゾール」
海外において、 フケ治療に最も多く用いられる成分が「ケトコナゾール(日本での製品名:ニゾラール)」です。詳しくはニゾラールローションをご参照下さい。
日本での販売会社「ヤンセンファーマ」の臨床成績によると、 脂漏性皮膚炎に対する治療効果は、ローションの場合:73.8% (クリームの場合:71.4%)であり、 フケや脂漏性皮膚炎の治療に抜群の効果を有します。
この有効成分ケトコナゾールを含む製品(シャンプー)は、 海外では市販品として販売されているものの、 残念ながら日本では医師の処方箋を必要とし、市販されていません。
そのため、日本の場合、「フケ治療は医者いらず」という格言は通用せず、 「脂性フケの場合、かつ、市販品で効果がない場合は医者が必要(にニゾラールを処方してもらう)」 という表現が等しい意味になります。
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