フケに有効なお酢シャンプー
フケにリンゴ酢などのお酢が効果があります。お酢はご家庭において、殺菌や防腐を目的として使われることがありますが、 お酢は化学・医学的には真菌薬や皮膚軟化薬などに使われる「酢酸」を薄めたもののため、 フケに効果があります。
酢酸の含有量はお酢によって異なるものの、 概ね4~6%で、 この濃度でフケに十分効果があります。
ここでは、お酢やリンゴ酢のフケに対する効果、使い方などについて、紹介しています。
お酢以外のご家庭にあるものでフケ対策する場合は、 フケ対策重曹をご参照下さい。
お酢のフケ効果
お酢のフケ効果
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お酢に含まれる酢酸は抗真菌薬に使われるように、 フケの原因となるマラセチア菌の減菌、抑制効果があります。
また、お酢は酸性の為、シャンプー、石鹸、菌の増殖などでアルカリ性になった頭皮を、 健康な頭皮の状態(弱酸性)に戻してくれます。
そして、お酢は乾性フケにとって最大の敵である乾燥を防ぎ、 頭皮をやわらかくしっとりさせる効果があるため、 乾性フケ、脂性フケの両方に効果があります。
臭いは乾けば消える
お酢は料理の香りの印象が強いため、 人によっては「臭い」というイメージがあります。しかし、お酢は乾けばほとんど臭いません。
お酢はリンゴ酢以外でも良い
フケ用のお酢はリンゴ酢が最も有名であるものの、 「クエン酸(レモン汁)」など他のお酢でも酢酸が含まれるという点で効果があります。ただし、寿司酢などの料理酢には、 砂糖が入ってるため、ご使用を避けて下さい。
また、お酢シャンプーは市販品も販売されています。
効果がでるまでの期間
お酢シャンプーだけでなく、抗菌シャンプー、 ティーツリーオイル、リステリンなど、多くのフケ用商品の効果が現れるのはおおよそ2週間~です。(お酢以外のご家庭にあるものでフケ対策する場合は、 フケ対策重曹をご参照下さい。)
この効果が出るまでの期間は人(体質と重症度)に大きく依存し、 症状が軽い人の場合、次の日に効果がある場合もあるものの、 症状が重い人の場合、2週間~かかる場合もあります。
フケより重症であるアトピー性皮膚炎をお酢だけで治した人のケースでは、 「数年かかった」と報告されています。
お酢シャンプーの作り方と使い方
お酢シャンプーの濃度はリンゴ酢を水で1/2~1/100程度に薄め、 頭皮に10~20分程度十分なじませた後、すすぐだけです。このお酢の濃度調整は対効果を確認しながら行います。
最初は薄めの濃度で様子を見ながら、 効果がないと感じた場合のみ濃くしていきます。
また、既にフケは治まっており、再発防止の目的の場合、 薄めの濃度で利用します。
お酢シャンプーのフケ以外の効果
お酢シャンプーはフケ以外にも以下の様な効果があります。- 髪のゴワつき、パサツキがなくなる
- 皮脂の分泌が適度になる
- 抜け毛が減る
- 頭皮の清潔感、サッパリ感が持続する
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